高学年になり、友達関係の難しさが表に出てきています。
こころの成長も伴って複雑です。
親の私はハラハラドキドキの毎日です!
この記事は、高学年の女子に起こったトラブル、先生への電話のタイミング、親が取った対処法を書いています。
実際に教室で起こったトラブル・喧嘩の内容
チラチラ見て ヒソヒソ話 近づくと会話が途切れる
「女子特有」のチラ見、ヒソヒソ話が、5年生の教室に出現したのは、春のことでした。
実際に、親の私も経験しました。
社会に出てからも経験あります。
教室の端っこで、女の子二人が、チラチラと我が子を見て話しをしていたそうです。(話の内容は聞こえず)
はじめは、気が付かずにいたのですが、毎日続くと娘も気になったようです。
我が家では恒例の「夕食を食べる=学校のできごとを話すタイム」時に、娘が話してくれました。
少し前から教室で、チラチラ見られてヒソヒソ話をされてるんだけど、どうしたらいい?
いつから?いつ気が付いたの?
おとといから、○○ちゃんと○○ちゃん、急にチラチラ見られるな?って思ったら
ヒソヒソ話をしてて、近づいたら会話がなくなるの。
「なんだろうね?クラスが変わったばかりだから、2,3日様子を見たら?」
と、伝えました。
新しいクラスに変わり、今まで接点がなかった子の態度でした。
この時、私が行った対処方法
数日間、様子を見ていましたが、娘いわく、嫌な感じが続いている、ということでした。
「よく数日間、我慢したね。頑張りました!」
と、娘をまず褒めました。
このまま、放っておいてはダメだと。
私は、娘と一緒に、その子との接点を紙に書きだしました。
そこで、娘にこんな質問をしました。
・挨拶はする? → しない
・共通の友達はいる? → いる。だけど、まだ接点はない。
・通学路は同じ方面? → 違う
・○○ちゃんと習い事が同じ子がクラスにいる? → わからない。
・家は近い? → 近くはない。
・係りは一緒になった? → 同じではない。
・体育で着替える場所は近い? → 近くない
・席は近い? → 遠い
と、いうことでした。
あまりに接点がないので、わたしはこんな答えを出しました。
「これだけ接点がないなら、あなたと話をするタイミングを見計らってるんじゃない?」
「何か、用事を作って話しかけてみたら?」と。
娘は、しぶーい顔をしていました。
数日後、たまたま話す機会があったようです。
「今日、初めて話したよ。普通に話せた。良かった。一度話したら、ヒソヒソ話がなくなった様に思う」
との、ことだったのです。
親からすると、なんじゃそら!と思いますが、子どもにとっては、一大事です。
新クラスは、子どもたちがそれぞれ警戒しているんだろうな、と思いました。
良い方向に進んでくれたので、良かったです。
この件で私は、「ヒソヒソ話、チラチラ見」は、
悪い方向に取ってしまいがちですが、
そうじゃないこともあるんだ! と思いました。
思い込みや過剰な心配はしなくていいこともある!
と勉強になりました。
無視から → 机を遠ざける
これは、5年生2学期に起こりました。
体育大会の終了後、同じクラスの女の子からの「無視」がスタート。
なんか無視されてるんだよね?
いつから?
どんな感じなの?
いつまで話をしてた?
ここでまた、数日間様子を見るように、娘に伝えました。
すると
今度は、娘の机を遠ざける、という出来事が起こりました。
この時の私の対処方法
今回は「無視」→「机を遠ざける」ということになり
これは、エスカレートした!と思い、担任の先生に連絡を入れました。
現状を伝え、どうすればいいのか、を相談しました。
先生からの回答は
・学校にて、娘と対話をして事実確認をする
・相手のお子さんにヒアリングをする
・必要に応じて、先生と子どもたちで話し合いをする
との回答でした。
原因 → 解決方法
後日、担任の先生から電話連絡をいただきました。
「無視」「机を遠ざける」の原因
・体育大会でクラス対抗リレーにて、足の遅い娘が2回走ったことに不満があった。
確かに、我が娘は足が遅いです。
親の私も、娘が2回走ると聞いた時は、
え!!!!!!!と驚いたぐらいです。
(笑)
ここで、お断りです。
足が遅いのに、なぜ2回も走らせたんだ!というクレームは受け付けません。
・不満の気持ちが大きく膨らみ、机を遠ざけた。
ということでした。
解決方法
先生から電話連絡をいただいて、話を聞いた内容です。
担任の先生は、話し合いの場(先生、相手のお子さん、娘の3人)を設けてくださいました。
「無視」「机を遠ざける」この行動をした理由を、先生から娘に説明した。
「無視」をされたら、自分はどう思うのか
・机を遠ざける」ことを自分がされたらどう思うのか
この行動をとる前に、できる事はなかったのか
この4つを軸に話をしてくださいました。
最後は、「ごめんなさい」と、相手のお子さんが娘に伝えてくれた、とのことでした。
その後は、何事もなかったように、学校生活を送れました。
この件で、親が先生に伝えるタイミングが難しいと感じました。
学校での出来事は、担任の先生を必ず頼った方がいいと思います。
担任の先生が、すぐに動いてくれない、となれば、
その上の先生に親が伝える!などの動きは必要だと思います。
以前のトラブルを掘り返す
次は、5年生3学期のできごとでした。
ある日、小学2年生に起こった事件を、Aちゃんが掘り返して話をしてきたことがありました。
その出来事とは
筆記用具を持って外で授業を受けているときに、
友達とぶつかり、Aちゃんの服に鉛筆が刺さってしまう事がありました。
体にケガはしませんでしたが、危なかった!という事がありました。
警戒 → 担任の先生に伝える → 結果報告
以前のできごとを、突然、娘に話をしてきたことで、私は危険信号と捉えました。
なぜかというと、
Aちゃんが小学2年生の時の話を掘り返す、数日前に、娘はAちゃんからの要望を断るできごとがあったからです。
娘に話を聞いて次の日の朝、
授業が始まる前に担任の先生に電話をしました。
話を聞いたのが、学校が閉まっている時間に、
話を聞いたため、即座に電話ができませんでした。
担任の先生は、短時間で内容を把握してくださり、「対応します」と回答をいただきました。
その日中に、先生から結果報告のお電話をいただきました。
先生が動いてくださった内容は
娘からの聞き取り
Aちゃんからの聞き取り
それぞれに話を聞いてくださったので、良かったです。
結果 Aちゃんは、深く考えずに、思い出したから言っただけ!との回答との事でした。
先生の対応は、本当ありがたかったです。
結果、大事になるような要素がなかったので、
ホッとしました。
結果を考えると、親が動く必要はなかったのかもしれません。
しかし、私は「危険」と即座に思ったので、先生を頼ってよかったと思っています。
経験のまとめ
小学5年生の一年間で、比較的大きなできごとをピックアップしてみました。
私のとった行動が「正解」だったとは思いません。
正直、何が正解か、わかりません。
しかし、経験からこの3つは大事かな?と思います。
子どもの話をしっかり聞く事(できるだけ細かく)
即座に親がうごく必要があるにか、ないのか、の見極める(担任の先生に報告が必要かどうか)
親のカンを信じる事(直感が大事)
子育て中のご両親は、本当に色々と悩んでると思います。
ちょっとした出来事から、大きなことに発展していく可能性もあります。
誰にもわかりません。
まだ小学生です。
親の判断は大事になってくると思います。
なるべく子供には嫌な経験をさせたくない、しかし、いろんな経験はしてもらいたい!
複雑ですよね。
私も同じです。
高学年になり、反抗期もスタートしつつ、子どもとの接し方はますます悩みます。
世のお母さん、お父さん、日々本当にお疲れ様です。
スマホ問題、ライン交換など、子育て中の悩みを記事にしています。
参考にしていただけると、幸いです。